常楽さんの健康ブログ

健康について考えるブログです。

最良の健康法は自分の体に対して「我が子を愛する親のような気持ち」で接する事

自分の命は母親から生を受けた時から始まったのではない。それは生命がこの地球に誕生したと言われている40億年前から連綿と現在まで続いており、私たちはその遺伝子を受け継いでいるのだ。この気の遠くなるような長い期間には外敵や環境の変化などで生命の危機が何回も襲いかかって来たと思われるが、その都度生命の一部は完全に途絶えることなく我々に引き継いできたと言える。そして命を生き延びた一部には、こうした危機に直面するたびに上手く環境に適応する遺伝子を生み出してきたのだろう。

人間にはこうした遺伝子を持った60兆個の細胞があると言われている。これらの細胞は皆与えられた命を守るために毎日休みなく一生懸命に働いている。言い換えれば我々人間は60兆個の自己防衛軍(自防くん)を備えているといえるのだ。そう考えるとこの「自防くん」に対して愛おしい気持ちになってくる。毎朝目を覚ました時に「自防くん」に対して「今日も一生懸命働いてくれて有難う」と感謝の気持ちが湧いてくる。そして、出来るだけ「自防くん」が喜ぶような生活(適度の運動、バランスのとれた食事、十分な睡眠)をしようと思う。

健康法に関する情報は巷に溢れているが、やはり「自防くん」に対して「我が子を愛する親のような気持ち」で接する事以上の健康法はないだろう。