常楽さんの健康ブログ

健康について考えるブログです。

「ちょっぴり挑戦」が健康に良い

「ちょっぴり頑張る」、「ちょっぴり無理する」などの「ちょっぴり挑戦」することは体に「ちょっぴりストレス」を与えることで良いストレスを生む。ストレスという概念の生みの親であるハンス・セリエはストレスを2つに分類し、ストレスのない状態や過度のストレス状態を悪いストレス(ディストレス)とし、適度のストレス状態を良いストレス(ユーストレス)とした。造形療法などでは患者に楽しみを与えながら少し緊張とストレスを与えることで患者の改善効果が高まるという報告もある。

ストレスのない状態が悪いストレス-ディストレスに分類されることに違和感を覚えるかもしれないが、無菌状態では人は生きていけないようになっているようだ。近年、抗菌ブームでやたら抗菌グッズが販売されているが、こうした環境がアレルギーを引き起こしているともいえる。外で飼育されている犬などのペットと遊んでいる子供はアレルギーにならないという。

何事も極端に偏らずにちょっぴり挑戦ぐらいが体には適しているようだ。