動かないことが万病のもと②

坐ったままでいることを“セデンタリー”という。最近オーストラリアで22万人以上の住人を対象にした研究から坐ったままでいる時間と死亡リスクの関係に関する論文が発表された。この論文によると運動の有無に関係なく1日11時間以上坐ったままの状態で生活している人は4時間以下の人に比べて40%以上死亡率が高まることが判明したとのことである。現代人はデスクワーク、車の運転、テレビ観賞など起きている時間（一般的には8時間睡眠とすれば16時間）の内、セデンタリーの時間がどうしても長くなりがちだ。

健康維持のためには小まめに立ちあがったりして体を動かすことが肝心だろう。