常楽さんの健康ブログ

健康について考えるブログです。

国会議員には「スタンディング・オベーション」を大いに推奨する

先月30日の衆議院予算委員会で26日の所信表明演説の際に多くの自民党議員がスタンディングオベーション(立ち上がり拍手)をして演説が中断されたことを民進党が批判していたが、私は逆に健康維持の観点から大いにサタンディング・オベーションを推奨したいと思う。

TVで国会中継を見ていると、ほとんどの国会議員は椅子にじっと座ったままで長時間過ごしているが、「動かないことが万病の元」となっていることは数多くの研究結果から明らかになっている。座ったままでいることを「セデンタリー」というが、このセデンタリーについての研究では、「運動の有無に関係なく1日11時間以上座ったままの状態で生活している人は、4時間以下の人に比べて40パーセント以上死亡率が高まる」ことが判明したというオーストラリアの研究報告もある。そして1日どれぐらいの時間、私たちは座った状態で過ごしているかという研究では日本もイギリスも平均10時間から11時間と報告されている。これは仕事でのデスクワークの時間、移動での車や電車に座っている時間、自宅でテレビなどを鑑賞している時間すべての合計である。

肥満や糖尿病などの生活習慣病の患者が年々増加して医療費負担増につながっている現状下、国会議員の人たちは率先してスタンディング・オベーションをやって自らの健康維持を国民に示してもらいたい。