常楽さんの健康ブログ

健康について考えるブログです。

健康と病気は同じ連続体上にある

アメリカの健康社会学者アーロン・アントノフスキーは「健康と病気は別個のものではなく、私たちは健康と病気の連続体上のどこかに位置している」と述べている。 つまり、すこぶる元気で健康に感じる時は連続体上の健康側に近い位置にあり、朝から体がだるく気分がすぐれない時は連続体上の病気に近い位置にあると言える。東洋医学で「未病」という概念があるが、これは連続体上の病気に近い位置にあるといえるだろう。

そして、病気側に私たちを押し寄せる要因としては深酒、喫煙、肥満、運動不足などの悪い生活習慣であり、健康側に向かわせる要因としてはやはりバランスの摂れた食事であり、十分な睡眠であり、適度な運動であり、そしてご機嫌に前向きに生きるなどの良い生活習慣だろう。

つまり、いつまでも元気で長生きして健康寿命を延ばすためには常に良い生活習慣を維持することが何よりも大切といえる。