常楽さんの健康ブログ

健康について考えるブログです。

健康と病気は同じ連続体上にある②

去る3月のこの欄で表題①について書いた。これはアメリカの社会学者アーロン・アントノフスキーの理論であるが、英語オリジナルの表現は「健康」が”Ease”で、「病気」が”Dis-ease”という表現で説明されている。実は、この方が「同じ連続体上にある」という説明が分かりやすい。つまり、”Ease”とは体に痛みや苦しみがなく、なにも異常がない安らかな状態を示しており、安らかな状態ではないという意味で”Dis-ease”がしようされている。

そして私たちは、日々安らかな状態から安らかな状態ではないまでの同一線上のどこかに位置しているという事の様だ。ある時はすこぶる元気に感じる時もあれば、朝から何となくだるく重苦しい時もあることは誰でも経験していることである。

そして、出来るだけ安らかな状態に近づける唯一の方法は日頃の生活習慣ということになる。(ちなみに、病気の英語はDiseaseだが、これは安らかな状態ではないことを意味している。)