常楽さんの健康ブログ

健康について考えるブログです。

運動と脳の働き

数年前に『脳を鍛えるには運動しかない!』(著)という本が出版され話題となった。著者はハーバード大学のジョン・レイティ教授で、日本に講演に来られた際に私も少しお話しする機会があったが非常に話しやすい先生であった。 この本の中で運動することは脳を育ててよい状態に保つことになるのだとして、シカゴのある高校で行われた事例を紹介している。そのシカゴの高校では「0時限体育」と称して、朝の1時限の授業の始まる前に校内のトラックをややきつめの速さで4周回ることを始めたそうですが、その結果生徒の健康が向上しただけでなく、成績の著しい向上も見られたというものだ。 運動すれば心臓の鼓動が早まることで脳の血流も増えることから、脳由来神経栄養因子と言われるBDNFが増えることは近年の研究で分かっている。BDNFは脳の神経細胞の成長を促し、記憶や学習に影響を与えると言われているので、こうした朝練が生徒の成績の向上に良い影響を与えることは十分考えられることではないかと思う。

この本の影響かどうかわからないが、日本の小学校でも朝登校すると生徒が校内のトラックを走ることを進めている学校もあるようだ。しかし、最近はスマホや携帯ゲーム機の普及で子供たちの運動量は減少しているのが現状のようだ。 実際、公園などに遊びに来ている子供たちも公園の片隅で数人集まってスマホなどでゲームに夢中になっている光景をよく見かける。せっかく公園に来ているのだから、走り回って遊んでほしいと思うのだが。。。

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