常楽さんの健康ブログ

健康について考えるブログです。

2015-01-01から1年間の記事一覧

人間の「脳力」の凄さ

先日、新宿末廣亭で寄席を楽しんできた。沢山の芸人さんが多彩な演芸やお笑いを披露してくれたのであっという間に時間が過ぎたが、私が今回の演芸の中で特に驚いたのは紙切り芸人の技であった。舞台で体を揺らしながら手さばき鮮やかに紙を切っていくのだが…

運動とがんの関係

「運動を錠剤にして販売することが出来れば、世界で最も売れる薬になるだろう」と言われるくらい、運動が健康に良いことは広く知られております。適度の運動を定期的に継続することで、肥満などによるメタボ予防、足腰などの運動器のロコモ予防、心肺機能の…

健康の維持には自分がコントロールできる事とできない事があることを知ることが大切

自分の健康に関心のない人はいないでしょう。健康を維持するためには自分がコントロールできる事とできない事があることをはっきりと認識することが大切です。 それでは、自分がコントロールできない事とは何でしょうか。まず第1に年齢です。どんなに健康に…

認知症予防に太極拳が良い?②

太極拳では体の力を抜いてゆっくりと手足をバラバラに動かすことが求められます。こうした動きは一見さほど難しいようには見えませんが、いざ自分がやってみると簡単ではない事を実感します。私たちは初めて新しい動作に挑戦する時、「どうしたら上手く手足…

認知症予防に太極拳が良い?

最近はいろいろなメディアを通じて太極拳の健康効果が伝えられるようになってきた。太極拳の健康効果についての研究を行っている者としては喜ばしい限りである。そこで、今回は太極拳の健康効果について簡単に述べてみたいと思います。 武術として中国で始ま…

“こころ”が若い人は長寿?

ロンドン大学の研究グループによると、52歳以上の男女6,500人を対象に行った調査で、実年齢より3歳以上若いと感じている人は実年齢と同じ、あるいはそれ以上と感じている人と比べて死亡率が低い事が分かった報告している。自分が感じている年齢と癌との間に…

青春時代の思い出は年をどれだけ重ねても変わらず懐かしい

昨年は高校を卒業して50年目の年であった。このようなこともあり、“半世紀会”と称した高校の同窓会が名古屋で開催された。もともと男子校であった関係で女生徒は少なかったのだが、この“半世紀会”には2名の女性の参加があり大変盛り上がった。そして最後に舟…

「運動不足」は「パンデミック」な状態(病気などの“大流行”)

世界の死亡原因の第4位に「運動不足」があるとする報告が近年のイギリスの医療雑誌『ランセット』に報告された。同誌では「パンデミック」(病気などの“大流行”)という表現を用いてその深刻さを訴えている。そして2007年だけでも非伝染性の病気で死亡…

楽しいから笑うのか、笑うから楽しいのか

私が勤務した会社のOB会では幾つかの同好会があり旧交を温めあう良い機会となっているが、その一つに「寄席観賞巡り同好会」と云うのがある。年に2回都内の寄席演芸場で半日とっぷりと笑う同好会であるため、私も毎回楽しみに参加させて頂いている。昨日は…

疲れた時にはショート・ナップ(短い昼寝)が効果大

今日は4月1日。桜の花も満開となり、やっと本格的な春の到来だ。このような気候になると体の60兆ともいわれる細胞も安心するのか昼食後などには眠くなったりする。健康の3要素として一般的にバランスの摂れた食事・適度の運動・十分な休養と云われている。ど…

世界の認知症患者数が2050年までに3倍増すると予測されることの意味

2月28日の読売新聞に「世界の認知症患者が2050年には現在の3倍増、1億3500万人になると予測されている」という衝撃的記事が載っていた。世界で最も早いスピードで超高齢社会に突き進んでいる日本も例外ではない。特別養護老人ホームへの待機高齢者が昨年52万…

「ご機嫌に、毎朝スッキリ、適度の運動」 は健康維持の3原則

表題の3原則は私が健康維持のために必要だと日頃から考えて実行していることである。 先ず①「ご機嫌に」とは日頃から出来るだけ笑顔でご機嫌にポジティブな思い(ポジティブ感情)を持って過ごす様に努力することである。ポジティブ感情が長寿と関係している…

健康寿命について

最近はマスコミなどでも「健康寿命」という言葉が良く聞かれるようになった。私はここ数年太極拳の健康効果について、いろいろな場で話をする機会が多くなったが、毎回「皆さんは健康寿命という言葉を聞かれたことがありますか?」と尋ねることにしている。…