常楽さんの健康ブログ

健康について考えるブログです。

“こころ”が若い人は長寿?

ロンドン大学の研究グループによると、52歳以上の男女6,500人を対象に行った調査で、実年齢より3歳以上若いと感じている人は実年齢と同じ、あるいはそれ以上と感じている人と比べて死亡率が低い事が分かった報告している。自分が感じている年齢と癌との間に相関は見られないが、心臓病との間には強い相関関係があるという。ハーバード大学の心理学准教授であるシーゲル博士によると、実年齢より若く感じるか否かは、私たちの健康に強い影響を与えているという。

シーゲル博士は自分を若く感じる方法として推薦しているのが、先ず週150分間の中程度の運動である。精神的に若いと感じると、運動の継続にもつながり、それが健康維持に影響を与える様だ。次に大切なのが食事である。糖分やトランス脂肪酸飽和脂肪酸などを控えて、食物繊維不飽和脂肪酸、オメガ3脂肪酸などを多く摂取することが健康維持に大切という。その他、①新しいことへのチャレンジ、②「今、現在」へ意識を向ける、③趣味などの楽しみの中で社会との関わりを見出すことが重要としている。 

やはり、いつまでも元気で健康に過ごすためには、何時も前向きで明るく、ごきげんで活動的で、そして新しいことに興味を持って生きることかもしれない。