常楽さんの健康ブログ

健康について考えるブログです。

青春時代の思い出は年をどれだけ重ねても変わらず懐かしい

昨年は高校を卒業して50年目の年であった。このようなこともあり、“半世紀会”と称した高校の同窓会が名古屋で開催された。もともと男子校であった関係で女生徒は少なかったのだが、この“半世紀会”には2名の女性の参加があり大変盛り上がった。そして最後に舟木一夫の「高校三年生」を全員で肩を組みながら合唱したが、感激して胸が引き締まる思いがした。

そして、昨日は元の会社の同僚が高校の同級生と「ざ・サンクス」というフォーク・バンドを結成して関西を中心に活躍していたが、今回初の東京公演とのことで新橋のフォークのライブ・スタジオに出かけた。懐かしいフォークの数々と軽快な会話で2時間ほどのライブはあっという間に終わったが、アンコール曲として用意されたのは、やはり舟木一夫の「高校三年生」であった。生の伴奏に合わせて参加者全員で合唱して終了したが、誠に感激の時間であった。

高校三年生は満18歳であり、正に青春の真っただ中である。私たちの五感の中で過去を一番鮮明に思い起こしてくれるのは何と言っても聴覚だろう。当時の懐かしい音楽を聴くと鮮明にその音楽が流れていた時代を思い起こしてくれる。私たちの体は60兆の細胞からなっている。私はこの60兆の細胞たちが青春時代を鮮明に記憶しており、当時の音楽を聴くことで青春時代を呼び起こしてくれるのだろうと思っている。

年を取ってくると残念ながら、感動することが少なくなってしまう。それが老いなのかもしれない。だから、こうした青春時代を心から呼び起こしてくれるような機会があれば大変健康的であろうと思う。自分の青春時代を求めて昔のアイドル歌手の追っかけをしている中高年者も大いに結構といえる。