江戸時代初期の天台宗の天海大僧正は100歳を超える長寿者であったと伝えられているが、その秘訣を問われた時「気は長く、食細く、心広かれ」と答えたと伝えられている。この言葉を知った時私は全く絶句してしまった．現代の科学の力でやっとこれらの事は真実だと証明されてきたばかりだからである。400年以上も前の人がどうしてこのようなことを会得できたのだろうか。先人の知恵には頭が下がる思いがする。
しかしながら、現代人はどうであろうか。「気は短く、食太く、心狭い」生活習慣をしていないだろうか。勿論これは自省も含めてであるが。
