常楽さんの健康ブログ

健康について考えるブログです。

ビタミンDの健康効果

ビタミンDは一般的に腸内でのカルシウムの吸収を高めて骨や歯を丈夫にすることは良く知られていることだが、最近の研究ではさらに、心臓疾患、がん、自己免疫疾患、肥満や認知症、インフルエンザなどの予防や免疫力の強化にも効果があるだけでなく、長寿と関係する染色体のテロメアの長さの減少抑制効果があることも分かって来ている。ビタミンDは魚介類やキノコ類に多く含まれているが、日光を浴びることで体内に生成されることが分かっている。

しかしながら、現代人の大半の人はビタミンD不足にあると言われている。この大きな原因として紫外線が有害であることが過大にマスコミなどで取り上げられていることに起因しているようだ。日光の下で肌焼けを起こすほど太陽を浴びるのは勿論有害だが、日光浴を極端に敬遠してしまうのは行き過ぎといえるだろう。

健康維持の基本は運動も日光浴も、何事においても『適度』という事が最も大切なことと言える。